モバイルでベジェツールやテキストツールを使うと操作不能になる · Issue #37 · funige/neo
#37
とも関連しているのかもしれないのですが…。

1.コピー、レイヤー結合、消し四角などの操作で画面全体が上下に動いてしまう

Windowsであれば、Windows inkをオフにすれば解決する問題ですが、筆圧感知が必要なお絵かきアプリもあり、Windows inkのオン・オフ切り替えを毎回お願いするのはあまりよくない事だと思っています。
また、iPadユーザーはアップルペンシルを使う事になるので、画面が上下してしまいます。

この事が原因で、NEOを使いにくいアプリだとSNS上でつぶやいている方もいます。

原因は、紫の網目のところでスワイプすると画面が動くからで、それを動かなくするところまでは比較的容易にできました。
現時点では、キャンバスへの描画への影響はでていないようですが、私が試している方法が最適解かどうかはわかりません。
具体的なコードはこのissueの最後にあります。

2. NEOの網目でスワイプできなくすれば上下に動かなくなる。しかし、その状態でピンチズームで拡大すると画面をスクロールできなくなり操作不能になる。

ピンチズームで拡大している時には、網目のところで画面をスクロールできるようにしておかないと、脱出できなくなってしまいます。

3.条件に応じて切り替える

試験的に運営中のサイトのお絵かき掲示板のNEOを以下のような仕様にしてみています。

• (デバイスの幅-キャンバスサイズ)>150px
  の時は、デバイスの幅に余裕があると判断してNEOの網目のところをつかんでスクロールできなくします。
• しかし、ピンチズームでピンチインしているときはNEOの網目のところをつかんでスクロールできるようにします。
  それにより操作不能からの脱出がやや容易になります。
• ピンチズームが等倍に戻った時はふたたびNEOの網目のところをつかんでもスクロールしなくなるようにします。

	function isPinchZooming () {//ピンチズームを検知
		if ('visualViewport' in window) {
			return window.visualViewport.scale > 1
		} else {
			return document.documentElement.clientWidth > window.innerWidth
		}
	}

	console.log(isPinchZooming ());

	function neo_disable_touch_move (e) {//NEOの網目でスワイプしない
		let screenwidth = Number(screen.width);
		let img_width = Neo.config.width;
		if((screenwidth-img_width)>150){//スクリーンの幅に余裕が無い時は網目でスワイプ
			if (typeof e.cancelable !== 'boolean' || e.cancelable) {
				e.preventDefault();
				e.stopPropagation();
			}
		}
	}
	//網目でスワイプを無効化する
	function neo_add_disable_touch_move() {
		document.getElementById('NEO').addEventListener('touchmove', neo_disable_touch_move ,{ passive: false });
	}
	//網目でスワイプを無効化するイベントリスナーを削除
	function neo_remove_disable_touch_move() {
		document.getElementById('NEO').removeEventListener('touchmove', neo_disable_touch_move ,{ passive: false });
	}
	//touchmoveイベントのたびに再処理
	document.addEventListener('touchmove', function(e) {
		neo_add_disable_touch_move();
		if(isPinchZooming ()){//ピンチズーム使用時はNEOの網目でスワイプする
			neo_remove_disable_touch_move();
		}
	});
	window.addEventListener('DOMContentLoaded',neo_add_disable_touch_move,false);

このコードを｢Mouse Event Handling｣の一番下に追加して実験中です。
neo.jsのコードがどのような考え方で作成されているのかが読み取れなくて、現状はこのコードでしのいでいます。

もし、これと同じような効果があり、かつ、neoのコード全体と同じ書き方ができるのであれば、funigeさんのほうでまとめて頂けると、助かるのですがどうでしょうか?

しかし、これらの対策が必要、または不必要といった判断もあると思いますので、今抱えている問題としてとりあえずissueを開いてみる事にしました。
#NEOというIDを変更するという話も以前でていましたので、そうなると、テンプレート上のインラインのJavaScriptなどで上記のコードを実装している場合は、NEOのバージョンによって外部のコードも変更する事になります。
それがもし、neo.jsで対応ずみであれば、neo.jsを更新すればすむ話になり、ある掲示板ではこの動作だけれど、別の掲示板では別の動作とならずにすむ事にもなります。

3月まで時間が無い日々が続いているとの事ですので、いつでも構いませんので、ご意見をお聞かせいただけたなら幸いです。
よろしくお願い致します。